募集要項
テーマ作品
-
キウイグリーン、ゴールド、レッドいずれでもOK
(大熊町賞) -
パッションフルーツ(富岡町賞)
-
サツマイモ紅はるか
(楢葉町賞) -
バナナ綺麗
(広野町賞)
スイーツ例:ショートケーキ、タルト、パフェ、クレープ、パンケーキ、プリンアラモード、皿盛りデザートなど
※和素材の使用は可。作品は1点のみとし、複数作品の盛り合わせはNG。
※市販の食材使用、食材の持ち込み共に可能ですが、必ずパーツの内1箇所を手作りしてください。
川村由桜さん・石塚 彩芽さん
山下侑來さん・坂元心咲さん
-さつまいもとトロピカルフルーツのアシェットデセール-
溝口萌音さん
大熊町では東日本大震災前に約60軒の果樹農家があり、「フルーツの香り漂うロマンの里」と呼ばれ、中でもキウイは家庭で栽培する人も多く、町の特産品となっていました。しかし、震災と東京電力福島第1原子力発電所事故に伴う全町避難によって、キウイ栽培も途絶えてしまいました。
2019年4月に、町内の一部で避難指示が解除されたことを受け、同年12月に町の有志が、特産品のキウイを復活させ、町に誇りと元気を取り戻そうと、「おおくまキウイ再生クラブ」を立ち上げ、20年春に18本の苗木を植えました。22年秋には、みずみずしく爽やかな風味のキウイが実り、念願の初収穫を迎え、再生に向けて着実に歩んでいます。
富岡町では2023年4月に、桜の名所として知られる「夜の森」地区を含む一部の帰還困難区域の避難指示が解除され、春恒例の桜まつりも多くの人で賑わいました。これで町の面積の約93%で避難指示が解除されました。
そのような富岡町の新たな特産品として注目されているのが、パッションフルーツです。富岡町で生まれ育ち、土木・解体業を営むサン・クリーンの髙橋雅裕社長が、温暖な富岡町の気候を生かし、南国のフルーツを町の特産品に育て、復興に役立ちたいと、20年に栽培を開始。24年は2トンの収穫を見込んでいます。手作業で一つ一つ受粉作業を行い、有機栽培で丹精込めて育てたパッションフルーツは、フレッシュな香りと、絶妙な酸味と甘味が楽しめます。
楢葉町は、「スイーツ甲子園 ふくしまチャレンジカップ」の決勝大会が開催されるサッカー日本代表のナショナルトレーニングセンター「Jヴィレッジ」の所在地です。サッカーの聖地であるとともに、復興のシンボルとしてさまざまなイベントが行われ、年間を通じて多くの人が訪れています。
楢葉町の基幹産業である農業の復興に向けて今、新たな特産品として栽培が広がっているのがサツマイモです。2017年に試験栽培を開始し、和・洋菓子の製造販売を手掛ける白ハト食品工業が楢葉町に設立した「福島しろはとファーム」などが本格的な栽培に乗り出し、一大産地を目指しています。新ブランドとして栽培されている「ふくしまゴールド」は、甘味と食感に優れたスイーツにピッタリの品種です。
広野町が100%出資する「広野町振興公社」では、東日本大震災からの復興のシンボルとして、南国のフルーツであるバナナの栽培に挑戦。一般公募で命名された「朝陽に輝く水平線がとても綺麗なみかんの丘のある町にバナナ」(愛称「綺麗(きれい)」)を町の新たな特産品として売り出しています。
比較的温暖で古くからみかんも栽培されてきた広野町ですが、バナナの栽培に適しているとはいえませんでした。公社では二ツ沼総合公園内のトロピカルフルーツミュージアムにある園芸ハウスを活用し亜熱帯に近い環境を整えるとともに、苗に氷河期を疑似体験させる「凍結解凍覚醒法」と呼ばれる特殊な技術により栽培に成功しました。震災後の福島と同様に厳しい環境を乗り越えて実った「綺麗」は、糖度が高くクリーミーで濃厚な味わいが特徴です。
応募方法
応募用紙をダウンロードし、必要事項を記入の上、専用応募フォームからご応募ください。
1. |
はじめにこちらから応募用紙をダウンロードしてください。※Excelシートに入力する場合は、セルの幅等の変更はしないで下さい。 |
---|
2. |
応募用紙に必要事項を記入してください。 |
---|
3. |
下記【専用応募フォーム】から、必要事項を記入し、応募用紙をアップロード・送信してください。
|
---|
応募内容
- 参加理由
- 応募作品の紹介(レシピ、作品のポイントなど)
- 応募作品の写真
応募資格
- 2024年4月時点で全国の全日制・定時制・通信制高等学校、高等専門学校、専修学校高等課程などに在籍する生徒。
- 個人または同一学校に在籍する2人組(男女混合可)。
- 8月に開催される決勝大会(福島県・Jヴィレッジ)に参加可能な方。
作品条件
1. | スイーツの種類、サイズは問いません。各指定食材を活かしたスイーツを自由に制作してください。 |
---|---|
2. | 市販の食材使用、食材の持ち込みは可能ですが、必ずパーツの内1箇所を手作りしてください。なお応募時のレシピに市販食材、持ち込みの旨を明記してください。 |
3. | 決勝大会では調理審査(2点、2時間)と試食審査(5点、最大2時間)に分け、作品を計7点製作していただきます。 ※前日に会場視察、準備時間があります。 |
4. | 決勝大会では、器具の指定は特にありませんので、使い慣れた器具、使いやすい器具を各自ご持参ください。なおボウルや泡だて器、ゴムベラなど基本的な調理器具は事務局でも準備いたします。 ※詳細は決勝参加者に別途ご案内予定。 |
5. | 決勝大会の調理試験では、家庭用オーブン、電子レンジ、熱源(カセットコンロ又はIH調理器)等、基本設備は準備いたします。 ※それぞれのメーカーや内容については、決勝参加者に別途ご案内予定。 |
6. | 決勝大会の調理試験では、書類審査で提出いただいたものと同じ作品を制作していただきます。 (大幅な見た目や味の変更はご遠慮願います) |
7. | ご応募いただく作品は未発表のオリジナル作品に限らせていただきます。 |