開催概要

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スイーツ甲子園 ふくしまチャレンジカップとは?

豊かな自然に恵まれた福島は、おいしい食材の宝庫です。スイーツにピッタリの食材もたくさんあります。そんな福島各地の特産品を使ったスイーツを考案し、多くの人たちに、そのおいしさや魅力を伝え、東日本大震災と原子力災害からの復興に取り組む福島を、スイーツの力で応援してみませんか。「スイーツ甲子園 ふくしまチャレンジカップ」は、高校生パティシエNo.1を決める「スイーツ甲子園 高校生パティシエNo.1決定戦」の姉妹コンテストとして誕生した、スイーツ作りが大好きな高校生たちの「夢」を応援する登竜門的な大会です。第1回は、サッカー日本代表のナショナルトレーニングセンターである「Jヴィレッジ」で開催します。参加対象は個人または2人組で、高校生なら誰でもチャレンジできます。今年のテーマ食材は、大熊町のキウイ、富岡町のパッションフルーツ、楢葉町のサツマイモの3つ。いずれかの食材をメインに使用したスイーツのレシピを考案して応募してください。

テーマ食材ごとに、大会アドバイザーのフランス菓子・料理研究家、大森由紀子先生と日本を代表する3人のパティシエが書類選考を行います。本戦には、キウイ、パッションフルーツ、サツマイモのそれぞれの部門ごとに3組計9組が出場。部門ごとに、大熊町賞、富岡町賞、楢葉町賞を決定します。受賞チームには、審査員のパティシエと一緒に、各テーマ食材を使ったスイーツを開発する副賞が贈られます。開発したスイーツは、2024年2月に東京・代々木公園で開催される「ふくしまスイーツフェスティバル」で販売します。若い力とスイーツの力で福島を応援してください!

スイーツ甲子園 ふくしまチャレンジカップ

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大会アドバイザー

  • 大森 由紀子
    フランス菓子・ 料理研究家

    姉妹大会「スイーツ甲子園 高校生パティシエNo.1決定戦」には立ち上げ時からコーディネーターとして参加し、全国の審査員パティシエとともに、未来のスイーツ業界を担う若者たちの挑戦を温かく見守る。フランスで製菓と料理を修業後、メディアを通じて日本にフランス菓子とその背景を紹介。「パティスリー」という言葉やフランス地方菓子というジャンルを確立し、広める。自宅でフランス菓子・料理教室を主宰。近著はフランスの食の背景、歴史、レシピをまとめた「フランス伝統料理と地方菓子の事典」。フランス共和国・農事功労章シュバリエ勲章受勲。

審査員

  • 江森 宏之
    MAISON GIVRÉE(メゾンジブレー) オーナーパティシエ

    M.O.F.(フランス国家最優秀職人章)の店「Patisserie FRESSON」にてフランクフレッソン氏に師事。帰国後「ベルグの4月」、アイスクリームケーキ専門店 「Glaciel」にてシェフグラシエ・シェフパティシエを経て2017年MAISON GIVREE(メゾンジブレー)をオープン、2019年には2号店南町田グランベリーパーク店をオープン。ミラノ万博で行われたスイーツのワールドカップにて日本代表のチームキャプテンとして出場し、優勝するなど国内外で受賞歴多数。国内外のメディア、雑誌に数多く取り上げられるかたわら、世界のアイスクリームリーディングカンパニーカルピジャーニ社のデモンストレーターを務め、国内外の講習会、コンサルティングも行うほか、全国の食の事業者を支援するプロジェクト「チーム・シェフ」プロジェクトのメンバーとしても活躍している。栃木県いちご大使、宮崎市ベジタブルフルーツ大使就任。

  • 島田 徹
    PATISSIER SHIMA(パティシエ・シマ) オーナーシェフ

    日本で最初のフランス菓子専門店「A・ルコント」でフランス菓子の基礎を学ぶ。渡仏し「ピエール・エルメ」、「ホテル・ル・ブリストル」を経て約5年の滞在後帰国し、東京・麹町「パティシエ・シマ」オーナーシェフに就任。フランス菓子・食文化に精通し、世界最古のシェフの会・フランス料理アカデミー会員、公益社団法人東京都洋菓子協会公認技術指導委員、日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートとしても活躍。

  • 森 大祐
    EN VEDETTE(アンヴデット) オーナーシェフ

    ロイスダール、グランドハイアット東京にて修行し、渡仏。 M.O.F.(フランス国家最優秀職人章)の称号をもつローラン・デュシェーヌ、モワザンにてシェフ・パティシエとして勤務後、帰国。東京 豊洲 パティスリーSAKURAのシェフ・パティシエとしてオープニングから携わり、 新歌舞伎座 開場記念土産「KABUKU~へん」を開発。2016年10月より、 EN VEDETTE(アン ヴデット) 開業。シャルル プルースト 一般味覚審査 優勝、ディジョン アントルメ&ピエスモンテ部門 優勝、The World Trophy of Pastry Ice Cream and Chocolate 銅メダルなど、国内外の受賞歴多数。

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大会スケジュール

全体の流れ
書類選考を経て、決勝大会を実施する
5月9日(火)
応募開始
6月22日(木)
応募締切
6月下旬~7月中旬
書類審査 結果発表
8月25(金)~27日(日)
決勝大会

※出場者(1名応募の場合は同校から1名同行可)と引率者(学校の先生又は保護者)1名の交通・宿泊費は事務局が負担します。

書類選考

応募書類はテーマ作品のレシピのみ。
皆様から応募いただいたレシピを、大会アドバイザー、審査員の皆様と共に書類選考を行い、テーマ食材ごとにそれぞれ3作品、計9作品を選出する。

※決勝大会、調理試験の詳細については、決勝進出者に改めて出場マニュアルをお渡しします。

選考基準 (1)レシピから考えられる味の良さ
(2)テーマ食材の活用
(3)作品の仕上がりの美しさ
(4)作品への思い

決勝大会

書類選考で選出された各テーマ食材3作品、計9作品の応募者がJヴィレッジ(福島県楢葉町・広野町)に集まり、調理試験を実施、各賞を決定する。
調理試験(※):調理審査(2時間)と試食審査(最大2時間)に分け、作品を計5点制作
※前日準備時間あり。

調理試験(100点満点) テーマ作品の製作(調理時間2時間)
〈配点〉

味(25点)

テーマ食材を活かせているか(25点)

ビジュアル(25点)

アイディア・オリジナリティ(25点)

決勝大会賞品

新進気鋭、人気パティシエ(審査員)とのコラボスイーツ開発権
※キウイ=大熊町賞、パッションフルーツ=富岡町賞、サツマイモ=楢葉町賞

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食材に関する規定

クッキーなど市販の加工品も使用可能ですが、レシピにその旨を明記してください。

例:クッキー(市販品)、フルーツジャム(市販品)、缶詰、など

あんこなど大会当日、制作に時間のかかるものについては事前に制作したものの持込みを認めます。またカスタードなど痛みやすいもの、輸送で壊れやすいものなどは、前日午後の準備時間内の作業も可能です。
なおアルコール類は煮切って「香り」を使う場合のみ、使用を認めます。

※ただしレシピにその旨を記載してください。

決勝大会参加時の大幅なレシピの変更は原則禁止とします。

ただし、以下の例外があります。

  • 分量の変更は認める
    (例)小麦粉100g→小麦粉80g
  • 同様食材の種類、ブランド変更は認める
    (例)生クリーム35%→45%

器具・設備に関する規定

決勝大会では、器具の指定は特にありませんので、使い慣れた器具、使いやすい器具を各自ご持参ください。なおボウルや泡だて器、ゴムベラなど基本的な調理器具は事務局でも準備いたします。

※詳細は決勝参加者に別途ご案内予定。

その他会場設備について

  • 家庭用オーブン
  • 電子レンジ
  • 熱源(カセットコンロ又はIH調理器)
  • 電源(2口まで使用可能、タコ足の使用は不可)
  • 冷蔵・冷凍庫

※それぞれのメーカーや内容については、決勝参加者に別途ご案内予定。